小規模個人再生を利用する際の流れ

個人再生の流れ

個人再生の手続きの流れを以下でご説明します。大体、申立を行ってから6ヶ月程度で開始され、そこから3年ほどで終結します。

 

 

債務者の決定

まず債務者自身が個人再生手続きを利用することを決意する必要があります。この際、弁護士等の専門家に相談していると思いますが、まだであれば手続きを依頼する専門家を探しておくことが一般的です。
また、小規模個人再生手続きを選択する場合には一定の債権者の同意が必要となることから、債権者の了承を取り付けておく必要があります。

 

裁判所の手続き

裁判所に個人再生の申立を必要書類を添えて行います。申立を受けて裁判所主導で、個人再生委員(裁判官)との面接、債権の特定、再生計画の提出と進みます。ここまでが約3ヶ月です。その後、再生計画提出後に債権者の決議、または意見聴取が行われ、再生計画の決定へと進みます。ここまでが約3ヶ月、合計6ヶ月です。

 

債務の弁済

決定後、1ヵ月で再生計画が確定します。確定の翌月から再生計画にそって債務の弁済を行います。計画に定められた期間、返済がなされていればそこで終了となります。特に終了の手続きはありませんが、債権者によっては契約書を返還してくれる場合がありますし、完済証明書の発行を各債務者に依頼することもできます。

 

次の借入れ

再生計画終了時から長くても7年ほど経つと信用情報機関の信用情報(いわゆるブラックリスト)から個人再生を行った事実が削除されます。
この期間中でも借入れができないわけではありませんが、断られるケースが多くなります。逆にこの期間経過後であれば、個人再生を利用した事実が当事者(債権額を一部免除された債権者等)以外には開示されないことから、借入れが容易になります。